2012年10月29日

2012年10月読了その8(年間57)「想い雲」

想い雲―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)
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戯作者・清右衛門が、版元の坂村堂を連れて「つる家」を訪れた。
澪の料理を気に入った坂村堂は、自分が雇っている上方の料理人に、
この味を覚えさせたいという。
翌日、さっそく現れた坂村堂の料理人はなんと、行方知れずとなっている、
天満一兆庵の若旦那・佐兵衛と共に働いていた富三だった!
澪と芳は佐兵衛の行方を富三に聞くが、彼の口から語られたのは耳を疑うような話だった。

佐兵衛の行方がわかる!? 物語も急展開!?
と意気込んで読みました^^;
でもまぁ、そんなにことは簡単に進まず。
まだまだこの物語が読めるのかと思うと嬉しいけど、
澪やご寮さんが早く幸せになればいいのにと思うので歯がゆかったりもして。
料理人として、人間として成長していく澪の姿が素敵です。
野江ちゃんの方も気になるところ。。。
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2012年10月25日

2013年10月読了その7(年間56)「眼鏡屋は消えた」

眼鏡屋は消えた
眼鏡屋は消えた
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山田 彩人
東京創元社
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目覚めると、八年間の記憶が消えていた。
高校教師の「あたし」は、自身が高校生だった時の記憶しか持っていなかった。
文化祭で、「眼鏡屋は消えた」という劇を上演するために、学校と交渉している頃の記憶までしか。
しかも、親友の実綺が文化祭よりも前に死んでいたなんて・・・。
真相を知りたい「あたし」は、高校時代の同級生でイケメンの戸川涼介に調査を頼む。
果たして、真実はどこに。

うーん・・・期待して読みすぎたのがいけないのか・・・。
続きを読もうという気はなくなってしまった。

「受賞の言葉」の印象が私には悪くて、導入部分も「スキップ」を想像させて・・・。
この人が、トリッキーじゃなくて推理ロジックを目指すのは構わないけど、
トリックに騙されたくて読むこともあるんだけどな。
なんか、そういうのをバカにされている気もした。
しかも、主人公が可愛くなくて、面白くなかったのだけど、謎が解け始める頃に、少し面白くなってきて、
主人公も面白い奴、と思えるところまでは来た。涼介との掛け合いも楽しいと思えなくもなく。
でも。
解決編がまだるっこしく、スピード感もなく、わざとらしくてつまらなかった。
それどころが、うっとおしく感じることもあったり。
主人公が捜査するわけではないので仕方ないとは言えるけど、
推理して謎に当たり、それを確認したり調べたりするのに、考え当てて会った人が都合よく知ってたり、
8年や11年前も前のことをみんなが割と鮮明に覚えてり、綺麗な証拠が見つかったり。
ご都合主義すぎなところもあり。
仕方ないけど、それの繰り返しで。
解決編では同じことを何度も繰り返して話すので飽きる。余計なことも多い気がする。
もっと削って、ページ数を少なくしてすっきりさせられるんじゃないのかな。
また、北村氏の言われるとおり、「推理に見せかけた推論」だったり。
島田氏の、「女性たちの平均的な日常をまことにリアルに描き出す」には賛成しかねる。女として。
正論に意義もなかったし。この正論は好きじゃないし。
大した罪にならなくても、教師を続けていくのは無理だよ。今は教員に対する風当たりが凄いんだから。
その点も、わかってないのかなぁ・・・。

デビュー作、ということを考えても、なんか印象の良くない作品になってしまった。
posted by みずる at 00:00| 岡山 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書ー一般小説(含ノンフィクション) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月22日

2012年10月読了その6(年間55)「吹奏楽部あるある」

吹奏楽部あるある
吹奏楽部あるある
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白夜書房
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ツイッター発祥。吹奏楽部に関する、あー、あるある! のネタを集めた本。
菊池直恵さんの一コマ漫画も最高。

あー、あるある。吹奏楽部ってこんなだよ。
私は中学校でしか所属していなかったけど、同じようなもんだよね。
笑った!
自分はクラリネットだったので、クラネタのところは特に。
担当楽器によって性格が違っていたり、顧問もいろいろだったり・・・笑えます。
吹奏楽部員だった人、現在吹奏楽部員の人、吹奏楽部員と付き合っている人、
吹奏楽部に憧れている人・・・楽しく読めます。すぐ読めます。


「アフリカンシンフォニー」になるとホルンの目が輝く
「星条旗よ永遠なれ」を頭の中で再生するとエンドレスになる

あるある!!
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2012年10月17日

2012年10月読了その5(年間54)「100歳の少年と12通の手紙」

100歳の少年と12通の手紙
エリック=エマニュエル・シュミット
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10歳で余命12日と宣告された少年オスカー。1日を10年と考えて、彼は日記を書く事に。

松岡氏が朗読劇をするというので、観には行けないけど原作読もうか、という動機。
こういう話だったのですね。
物語としては短いけれど、何だか大切なものを伝えようとしている気がします。
うん。
生きなきゃね。
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2012年10月16日

2013年10月読了その4(年間53)「花散らしの雨」

花散らしの雨 みをつくし料理帖
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「つる家」で新しく雇った、ふきという少女は、下足番としてとても優秀。
同じ頃、何故か澪が考えつる家で出そうとしている新しい料理が、「登龍楼」で先に供されるという”事件”が起こり・・・。

ああ、やっぱり澪ちゃんはいいですね。
おりょうさんやご寮さん、つる家の主人、小松原様なんかも相変わらず素敵。
新しい登場人物も増えて、ますますこの先が気になります。
小松原さまと澪の関係、ふきちゃんの今後、野江ちゃん・・・。
時代物、というと、どうしても刀やらお家騒動やら捕物やらが思い浮かぶのですが、
料理人の女性が主役というのは、入り込みやすくていいですね^^
や、私は刀もお家騒動も捕り物も好きですが・・・。
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2012年10月12日

2012年10月読了その3(年間52)「奇妙なはなし」

奇妙なはなし (文春文庫―アンソロジー人間の情景)
文芸春秋
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古今東西の「奇妙」なはなしを集めたアンソロジー。

ヤングの「たんぽぽ娘」が読みたくて。有名な名作なのに、
コバルトの「たんぽぽ娘」は絶版だし、コバルトなだけに、図書館にもなかったり。
この「奇妙なはなし」も、普通では手に入らないし・・・幸い、他市の図書館にありましたが。

怖いのやらよくわからんのやら・・・。「セメント樽の中の手紙」は私には怖かった。
「ミリアム」も、理不尽さが怖い。
「過去への電話」も。自分の力でどうにもならないのは怖いね。
「時間をかけた料理」はなんとも言えずいい感じ。
「穴の底」・・・結末は書かないのがいいんだろうけど、後味悪いのー。
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2012年10月03日

2012年10月読了その2(年間51)「くちびるに歌を」

くちびるに歌を
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中田 永一
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長崎県五島列島の中学校。顧問の先生が産休に入り、1年だけ東京から新しい音楽の、柏木先生がやってくる。
それまでは女子しかいなかった合唱部に、柏木先生の美貌(?)が男子生徒を呼び寄せた。
真面目に練習をしない初心者男子たちに業を煮やし、
合唱コンクールには女子だけでエントリーしたい部員たちだが、結局、混声でエントリーすることになり・・・。

ああ、なんか、いいなぁ。中学生。
複数の中学生の視点で物語は進んで行きます。とても読みやすく、それぞれの生徒で書き方もきちんとわけられていて、力のある作家さんだなぁと。まぁ、某氏の別名義ですからね。さすがですね。

それにしても、なんだ、ナズナのラスト!
どうしようもなく泣けてしまった。
もうみんな、みんな幸せになれよとしか言い様がない!
素敵な作品を読ませて貰いました。
ああ、あったかいなぁ〜。
posted by みずる at 00:00| 岡山 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書ー一般小説(含ノンフィクション) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年10月01日

2012年10月読了その1(年間50)「まぼろしの薬売り」

まぼろしの薬売り
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楠 章子
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薬売りの時雨と、おともの小雨。旅をしながら必要な人に薬を届けるなか、時雨の秘密が明らかに。

久々の児童書ー。
ちょっと不思議な物語でした。優しい感じ。
posted by みずる at 00:00| 岡山 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書ーYA・児童書・絵本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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