2013年06月03日

2013年6月読了その1(年間27)「判決はCMのあとで!」

判決はCMのあとで  ストロベリー・マーキュリー殺人事件
青柳 碧人
角川書店(角川グループパブリッシング)
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裁判がTVで公開されるようになった日本。CBS法廷8なる裁判員出身アイドルグループも登場し、
世間では注目裁判の判決が話題になる。
普通の大学生、悠太は、法学部の彼女を持つとは言え、それほど裁判に関心があるわけではなかった。
しかし、彼のもとに届いた一通の封書が、彼を裁判に関わらせることになる。
日本中が注目する、ビジュアル系ロックバンド「ストロベリー・マーキュリー」のメンバーが殺害された事件の裁判員として。

これ、いい。
現在の日本でも、裁判員裁判は数多く行われているけれど、
私も含めて、自分とは遠い世界の出来事だと思っている人が多いと思う。
この話の主人公、悠太もそのひとりだったのだけれど、裁判員になったことで、
生活が一変し、そりゃあもう大変で・・・。
と書くと、どれだけシリアスなのかと思われそうですが、
いや、話はシリアスなのだけれど、キャラクター造形や語り口(主人公の一人称)、
また、悠太が若い世代だということで、恋と成長も描かれていて、楽しく読めるのです。
そして、不覚にもラスト感動・・・とまではいかないけど、ああ、いいな! と思わされました。
娯楽として読んで、裁判の端っこを知る。
日本国憲法第97条。
知らなかったけど、そういうことなんだね。素敵だな、と。
posted by みずる at 00:00| 岡山 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書ー一般小説(含ノンフィクション) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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