2013年03月18日

2013年3月読了その4(年間16)「戦力外捜査官 姫デカ 海月千波」

戦力外捜査官 姫デカ・海月千波
似鳥 鶏
河出書房新社
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警視庁捜査一課に配属されたのは、身長150cmくらいで超可愛い、まるで女子高生のような警部補だった。
彼女の補佐(お守り?)を任された、設楽刑事とともに、あっという間に戦力外通告をされ、
独自に連続放火事件を調べるうち、とんでもないものを見つけ・・・。

や、面白かった!! 
警察小説、警察ミステリー? どういう部類に入れればいいのかはてはて。
刑事もののミステリは吉敷刑事くらいしか読んだことがないなと思い出しながら。
ちょくちょく、思わず笑いが声に出るミステリーは久しぶりです。
表紙がまた可愛らしくて、これ、男性は手にしにくいんじゃないかな、と思ったりもしつつ。
でも、ちゃんとしたミステリーで警察ものでした。
ある意味ファンタジーかもしれないけど。
なんかとりとめのない文章になっておりますが、結局なにが言いたいのかというと、
続きが読みたいなーv

大真面目な警察小説、と思って読むと(タイトルと表紙からして、そう思う人はまずいないと思いますが)、
なんじゃこりゃあ! になります。
でも、どうせライトな今流行りの謎解きだかなんだかわからない青春ミステリーでしょ、
と思って読むと、あれれ、結構しっかりしてて軽くないぞ、となります。

こういうの好きだなぁ〜。

(ただねー。「オタク=気持ち悪い」という世間の構図をひっくり返してなかったのが残念で。
いや、世間がそう思ってるっていうのは間違ってなくて、でも、オタクにもいろんな人がいて、
オタクじゃなくてもとんでもない奴の方が多くって、というのは実は、
理屈ではわかっていると思っている人でも、本当はわかってなくて、
オタクは何考えてるかわからないからキモイ、というのが、世間一般の人の考えかなという、
ちょっと淋しい気持ちになりましてですね、
まぁ、なかなか、オタク以外の人にはわかってもらえないところだと思うので、
それをいくらかでも払拭するような記述があればですねー、もっとスッキリ出来たのにというのは、
ただ単に私の中のわがままー。)

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2013年03月12日

2013年3月読了その3(年間15)「踊るジョーカー」

踊るジョーカー (名探偵音野順の事件簿 ) (創元推理文庫)
北山 猛邦
東京創元社
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類まれな推理力を持っているが、引きこもりの音野順。彼を外の世界と少しでもつなげるため、
また、その推理力を生かすために、友人で推理作家の白瀬は、探偵事務所を構える。
世界一気弱な探偵が挑むのは、密室殺人に暗号に・・・・・・。

うーん。面白いんだけど、なんか引っかかるなぁ・・・と思ってたら、
音野が解決した事件を題材にして白瀬が小説を書いている、という設定だった。
ちょっと受け付けないな、ここ。
トリックや謎自体はある意味面白かったし、
キャラクターも魅力的。特に白瀬がおかしい。うん、おかしい。
警部もいい味だな。ベタだけど、そこがいいな。

「馬車道の探偵」って・・・・・・vvv
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2013年03月05日

2013年3月読了その1(年間14)「SE神谷翔のサイバー事件簿」

SE神谷翔のサイバー事件簿 (幻冬舎文庫)
七瀬 晶
幻冬舎 (2012-06-12)
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ディズニーオタクで遅刻にミスに・・・と、一見使えなさそうな草食系男子、神谷翔。
だが彼は、警視庁のサイバー犯罪捜査に協力している、元ハッカー。
先輩の理沙とともに、その知識を駆使して犯罪者に挑む。

えー。専門用語がちょくちょく出てきます。
その辺りは、完璧文系人間にはちんぷんかんぷんです。ちゃんと注釈はありますが。
わからなくてもすっとばして読めます。
物語自体は面白かったですねー、思ったより。
ウイルスに犯罪予告になりすましなど、身近で起こるかもしれないかもしれないサイバー犯罪。
年代的にちょっと古いのかなと思わないでもなかったですが、
次があるならTwitterとかfacebookとか出てくるのかなと思ってみたり。
ただ、登場人物はありきたりな気がしました。
主人公が一見ヘタレだったり、その先輩が気の強い正義感だったりするところが。
一見ヘタレだけど眼鏡をかけたら有能になるとかだったら・・・・・・(そこから離れろ、俺!)
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2013年02月28日

2013年2月読了その5(年間12)「ヘンたて」

ヘンたて 幹館大学ヘンな建物研究会 (ハヤカワ文庫 JA ア 7-1)
青柳 碧人
早川書房
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幹館大学のサークル、「ヘンな建物研究会」――略して「ヘンたて」に入部した、1年生の中川亜可美。
ドアが12もある旅館の離れや、回転寿司が各部屋を回っているホテルなど、
へんな建物に隠された謎や由来を解き明かす。

「ヘンな建物」に惹かれて。
意味のない階段とか出口とか、そういう不思議な建物は、見ていると面白いなと思うので。
ただ、実在の建物が出てくるのかと思ったら、そうではなかったのですが。
そりゃまぁそうだなw
恋愛あり、青春あり、不思議あり、で、いろいろと盛りだくさんな印象。
登場人物の妙な名前と、主役とその友達の女の子があまり可愛くない点(主観)を除けば、
話としては面白かった。縁側先輩は可愛かったですよー。
あ、イラストは全くイメージが・・・乙。

それにしても、青柳氏の作品は、どうも最初がとっつきにくくて、
でも途中から気になって仕方なくなる、というパターンみたいです、私には。
2巻読みたいもん。

綾辻氏推薦みたいですね。
ぜひ、中村青司氏の館にご招待してあげて欲しいです。
これめっちゃ読みたいww
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2013年02月02日

2013年2月読了その1(年間8)「論理爆弾」

論理爆弾
論理爆弾
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有栖川 有栖
講談社
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母親の行方を追い、彼女の足跡が途切れる前に滞在していた場所を突き止めた純。
その地、九州の山奥「御影村」を訪れ、僅かばかりの手がかりを掴んだ純だったが、
となり村での北のテロにより、唯一村に通じるトンネルが壊れ、村は孤立してしまう。
そんな中、不可解な殺人事件が起こり―――。

いい感じになってきましたね!
前巻を読了した時点では、このすごい物語は一体どう転がっていくのかと、
先が全く見えない気がしていたのですが、ここに来て、枠組みというか骨組みというかがわかりやすく提示された気がします。いや、最初から提示はされてたのかもしれないけどー。

タイトルの「論理爆弾」
作中に登場するコンピュータウイルスの名前ですが、
明神警視はそれに関わるけど、ソラは関わらないよなぁ・・・と思っていたら、
ラストでそうきたか! という・・・ああ、ネタバレになるので書けなーい。

この先、純がどんな経験をしていくのか、
どんなふうに成長していくのか、とても楽しみです。
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2013年01月24日

2013年1月読了その6(年間6)「浜村渚の計算ノート」

浜村渚の計算ノート (講談社文庫)
青柳 碧人
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芸術を大切にしすぎるために、理系科目が追いやられている日本の教育。
数学の地位を取り戻すため、天才数学者・高木源一郎が起こした数学テロ。
手を焼く警察に力を貸し、テロ組織「黒い三角定規」に対抗するのは、中学二年生の天才数学少女!?

双月高校、クイズ日和」が面白かった印象があって、以前より気になっていたシリーズでした。
第一話は、被害者と直接的な犯人の関係とか(あんまり書くとネタバレになるのでこのくらいで・・・)、
いやーな感じがして、このままこんな感じで続くんだったら、やめようかなぁ、と思ったのですが、
途中からそんな気持ちも消え、楽しくラストまで読みました。
更に、続きも読みたいなと。
「数学ミステリ」とありますが、文系でも関係なく読めます。
国語は校内でも上位、数学はワースト10にいた私が、十分に楽しめます。
数式の説明とか、難解な数学用語なんかは全くありません。なので、そういうのを求めて読むと、
肩透かしかもしれません。軽い感じで進むので。
なんたって、天才とはいえ、主人公は中二の女の子。
数学が好きでたまらない以外は、ふつーの女子中学生です。
あ、いや、本当の主人公は20代の若い男性刑事なんですけどね。
まぁ、「ミステリ」というのはどうかなという気はしますが、
世界観とキャラクターを受け入れられれば、楽しく読めると思います。
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2013年01月14日

2013年1月読了その4(年間4)「0番目の事件簿」

0番目の事件簿
0番目の事件簿
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講談社
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ミステリ作家11人の、デビュー前の作品が活字に。

有栖川有栖、法月綸太郎、霧舎巧、我孫子武丸、霞流一、高田崇史、西澤保彦、初野晴、村崎友、汀こるもの、綾辻行人(敬称略)の、大学時代の作品やら、投稿作やら・・・。
おいしい1冊だなーと。汀氏と西澤氏以外は、作品を読んだこともあるし。
なかなかに、楽しめた1冊でした。各作家のエッセイがまた面白いですね。
初野氏のは特にすごいなと思ったのだけど。
これを読んで、初野氏のハルチカシリーズ以外も読んでみたいと思いましたよ。

早稲田満・・・ひょっとしたら、うち、そのころデイリースポーツとってたかも・・・
見てなかった! 小学生だったけど、見てなかった!
おしいことをした!!
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2013年01月06日

2013年1月読了その(年間3)「空想オルガン」

空想オルガン (角川文庫)
初野 晴
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高校2年生の千夏たちは、弱小吹奏楽部員ながら普門館を目指して頑張っている。
そんな彼らにやってきた、勝負の夏。
そして謎。

ハルチカシリーズ3冊目・・・。
ヤラレマシタ。
青春もので日常の謎、なんて簡単なくくりにしてしまってはいけない小説だと思います。
主人公が高校生で、吹奏楽部で頑張りながら身近な謎を解く、というものではなくて、
解説にもありましたが、「外に向かって開かれている」、高校生の世界で閉じてしまわない、深くて上質の物語だと。
もちろん、ミステリとしての水準も非常に高い。
連作短編という形態は全2作と同じだけれど、今回は、コンクールの間の短い期間に起こったことで、
更に、最後の最後で全てが・・・という仕掛けがあって、

で、
ヤラレマシタ。
そう来たのか〜。

キャラクターは相変わらず変人だらけで、羨ましいですww
草壁先生の過去が気になります。
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2013年01月02日

2013年1月読了その1(年間1)「エリザベス女王のお針子」

エリザベス女王のお針子 裏切りの麗しきマント
ケイト・ペニントン
徳間書店
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イギリスの一地方の領主、シドニー卿のお屋敷で、お針子として働く13歳のメアリー。
とんでもない陰謀を知ってしまった彼女の運命は。

久しぶりに外国物の児童書を読みました。
女王暗殺、という文句に惹かれて・・・^^;
思っていたようなものとは違って、架空の主人公たちに実在のエリザベス女王をからめて、
どちらかというとイギリスの歴史モノを自国の子供たちにわかりやすく、といった感じでした。
当時のイギリスの、平民たち、貴族たちの暮らし。
カトリックとイングランド国教会の対立。
イギリスの歴史に興味を持つ第一歩になるかもしれません。
posted by みずる at 00:00| 岡山 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書ー一般小説(含ノンフィクション) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月27日

2012年12月読了その5(年間68)「東亰異聞」

東亰異聞 (新潮文庫)
東亰異聞 (新潮文庫)
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小野 不由美
新潮社
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帝都、東亰が誕生してから二十九年。火炎魔人、闇御前、人魂売、辻斬りと首使い・・・
西洋に開かれ、瓦斯灯が灯り、夜が人のものになったはずの世界に、魍魎が蠢く・・・。
新聞記者の平河新太郎は、奇怪な事件を追ううちに、鷹司公爵家のお家騒動に遭遇する。

いやいや、怖いったら。
でも、きちんと説明のつくミステリ、の体裁で進んでいくので、
そうかと思っていたら、やっぱり小野さんだったというか・・・。
物語に引き込まれていく語り口はさすが。
ミステリでありホラーであり、東京ではなく、東亰というパラレルワールドで展開する、
最高のエンターテインメントですよ。
なんか、暗闇が凄く怖くて綺麗で魅力的な、小野氏の世界だなぁ・・・うっとり。
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2012年12月18日

2012年12月読了その4(年間67)「本屋さんで本当にあった心温まる物語」

本屋さんで本当にあった心温まる物語 (心温まる物語シリーズ)
川上 徹也
あさ出版
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本屋さんでは、毎日のように人との出会いがある――。
本屋さんで本当にあった物語を、書店員、客、出版社の人などなどから集めた本。

よくあるお安い感動本か・・・と思ったら、ちょっと違う。
本好きに悪い人はそういない、と思ってみたりして。
3.11の被災地の書店や出版社の話は、本当にもう、性善説を信じたくなります。
すごく素敵です。
リアル書店のいいところですね^^ 本屋さんに行きたくなりました。
(そして翌日にほんとに本屋巡りをしました・・・ww)
書店で同じ本に手を伸ばした男女が結婚したという、マンがみたいなことをした人物を知ってますが。
もと同僚・・・しかし、ほんとに本の神様はいるんだろうなと思うことはよくある。
今ではプレミアがついてめちゃくちゃ高い、小野さんの悪霊シリーズを、
その直前くらいの時期に実に簡単に安く手に入れられたりした時とか。
魔物がいると思うこともよくあるけどww
posted by みずる at 00:00| 岡山 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書ー一般小説(含ノンフィクション) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月14日

2012年12月読了その3(年間66)「いとみち 二の糸」

いとみち 二の糸
いとみち 二の糸
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越谷 オサム
新潮社
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引っ込み思案でちっこくて泣き虫でドジっ娘の相馬いとは、高校二年に進級して後輩ができても、
やっぱり相馬いと、毎日頑張ってます。
なのに、アルバイト先のメイドカフェでは先輩メイドに素っ気なくされ、
友達の早苗とは喧嘩してしまい・・・。

2巻でもいとちゃんは可愛らしくてたまりませんっ!!
ほんと、最高の青春小説ですね^^
鯉ちゃんもいい感じだし、智美も幸子も相変わらずで、うらやましいぞ!!
人生の中で、多分一番きらきらと輝けるであろう年代の、そして、一番成長できるであろう年代の。
共感、というよりは、親のような気分になってしまうおばさんでしたw
いや、親になったことないけど。
三の糸・・・期待してますw
posted by みずる at 00:00| 岡山 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書ー一般小説(含ノンフィクション) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月07日

2012年12月読了その2(年間65)「子羊の巣」

仔羊の巣 (創元推理文庫)
坂木 司
東京創元社
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同僚から、同じく同僚の女性の様子がおかしいと相談を受けた坂木。
鳥井は夏風邪をひいて寝込んでいる。
いつもなら鳥井に話をするところだが、自分で推理してみようとする坂木だが・・・
ほか、ひきこもり探偵連作短編。

栄三郎さんの存在感が半端ない! こんな年長者が近くにいるだけでも、
坂木と鳥井がうらやましい。
日常の謎ものなのだけれど、ミステリとしても青春小説としても、完成度が高いと思う。
はっきりいって、奇麗です。人の善意が散りばめられてて、もちろん悪意もあるけど、
悪意は謎が解かれることによって善意へと移行していくというか、
善意が悪意を駆逐するというか、なんというかかんというか・・・。
若い人たちに向けての素敵な言葉もあります。
下手な癒しの本より、癒される・・・。
有栖川氏の解説にあった、ほんとそのまんまですね。

あ。
ネタバレもあるので、先に「青空の卵」を読まれた方が良いです。

posted by みずる at 00:00| 岡山 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書ー一般小説(含ノンフィクション) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月25日

2012年11月読了その6(年間63)「過ぎる十七の春」

過ぎる十七の春 (講談社X文庫―ホワイトハート)
小野 不由美
講談社
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従弟の隆の家を訪れた、直樹と典子の兄妹。
毎年のこと、桃源郷のような家での日々を楽しみにしていた二人だが、
久しぶりに会う隆とその母の様子がおかしい・・・。

正統派のホラーなんですかね。
ホラーはあまり得意分野ではないのですが、小野不由美さんの作品だけは、
怖さは超一級なのに読めてしまうという・・・。
小野氏の筆力とストーリーテラーなところによるものが大きいんだろうなぁ。
古い作品ではありますが、全く色褪せない。
母の愛、というと陳腐になってしまいますが、
もうほんとに、これほどまでに母というものはすごいものなのだな。
どちらの母も、本当に。切ないくらいに。

波津氏のイラストも非常にマッチしてます。この方も世界観あるからなぁ〜^^


しかし・・・17歳は献血出来たっけ・・・??
posted by みずる at 00:00| 岡山 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書ー一般小説(含ノンフィクション) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月22日

2012年11月読了その4(年間62)「江神二郎の洞察」

江神二郎の洞察 (創元クライム・クラブ)
有栖川 有栖
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英都大学推理研の面々が遭遇した事件の数々。

計算すると、アリスは一歳年上でした。

これで、江神三シリーズもあと2冊になったのですねぇ・・・。
アンソロジーで既読の短編と、初読の短編と混ざっていました。
時系列に並んでいたので、長編を思い出しながら読めました。
長編と長編の間の穴埋めもできて、良かったです。
彼らの学生時代と自分の学生時代が同年代なので、時代背景もわかって余計に思いもこもるというもので。

・・・いいなぁ、江神さんv
サイン本を逃したのが悔やまれる〜((“o(>ω<)o”))
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2012年11月09日

2012年読了その3(年間60)「天国という名の組曲」

白兎4 天国という名の組曲 (白兎 4)
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超豪華で、裕福な者しか入れないホスピス。そこで働く、看護師長の仙道千香子は、
ホスピスの創設者に気に入られている。
ある日、土砂崩れで山の中腹にあるそのポスピスは孤立してしまう。
非日常な出来事の中、オーナーから、更に非現実的なことを告げられ・・・。

白兎シリーズ4冊目。
サスペンスっぽくて面白かったです。
貧乏人には縁のないホスピスが舞台、というのも、そこが孤立するというのも、
非日常的なようで、どこにでもあるようで。
姫季さん、カッコ良いですな。
posted by みずる at 00:00| 岡山 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書ー一般小説(含ノンフィクション) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年11月06日

2012年11月読了その2(年間59)「蜃楼の主」

白兎3 蜃楼の主 (白兎 3)
あさの あつこ
講談社
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看護師の母とふたり暮らしの高校生、三島爾。
恐ろしい夢を見たあと、それがもしかしたら現実なのでは・・・と恐れている。
彼が夢を見たあとは、必ず近所で殺人事件が起きているのだ。
俺は本当に殺人者なのか? 悩む爾の前に現れたのは、白兎と名乗る不思議な少年だった。

地に埋もれて」とか「透明な旅路と」が、新しく「白兎」シリーズとして出版されてた。その続編。あさのあつこ氏の作品では、好きな方です^^
でもなんか、最近あさの氏の作品はエロいというか・・・^^;読みやすけど。

結局、この物語で一番悲しいのは葉黄女なんですかね。
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2012年11月01日

2012年11月読了その1(年間58)「水の中、光の底」

水の中、光の底
水の中、光の底
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平田 真夫
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水と光をモチーフに描かれる10の世界。

久々の幻想SFー。不思議な世界に酔えていい感じでした^^
10の物語が少しずつ、何かで重なっていて、でも、その何かも少しずつ違っていたりして。
「分銅」「車軸」や「立春」、「公園」「曇天」「潮騒」が特に。
海の匂いがしてきそう。ソルティドッグも飲みたくなるし、ハムスターを見たくなる。
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2012年10月29日

2012年10月読了その8(年間57)「想い雲」

想い雲―みをつくし料理帖 (時代小説文庫)
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戯作者・清右衛門が、版元の坂村堂を連れて「つる家」を訪れた。
澪の料理を気に入った坂村堂は、自分が雇っている上方の料理人に、
この味を覚えさせたいという。
翌日、さっそく現れた坂村堂の料理人はなんと、行方知れずとなっている、
天満一兆庵の若旦那・佐兵衛と共に働いていた富三だった!
澪と芳は佐兵衛の行方を富三に聞くが、彼の口から語られたのは耳を疑うような話だった。

佐兵衛の行方がわかる!? 物語も急展開!?
と意気込んで読みました^^;
でもまぁ、そんなにことは簡単に進まず。
まだまだこの物語が読めるのかと思うと嬉しいけど、
澪やご寮さんが早く幸せになればいいのにと思うので歯がゆかったりもして。
料理人として、人間として成長していく澪の姿が素敵です。
野江ちゃんの方も気になるところ。。。
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2012年10月25日

2013年10月読了その7(年間56)「眼鏡屋は消えた」

眼鏡屋は消えた
眼鏡屋は消えた
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山田 彩人
東京創元社
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目覚めると、八年間の記憶が消えていた。
高校教師の「あたし」は、自身が高校生だった時の記憶しか持っていなかった。
文化祭で、「眼鏡屋は消えた」という劇を上演するために、学校と交渉している頃の記憶までしか。
しかも、親友の実綺が文化祭よりも前に死んでいたなんて・・・。
真相を知りたい「あたし」は、高校時代の同級生でイケメンの戸川涼介に調査を頼む。
果たして、真実はどこに。

うーん・・・期待して読みすぎたのがいけないのか・・・。
続きを読もうという気はなくなってしまった。

「受賞の言葉」の印象が私には悪くて、導入部分も「スキップ」を想像させて・・・。
この人が、トリッキーじゃなくて推理ロジックを目指すのは構わないけど、
トリックに騙されたくて読むこともあるんだけどな。
なんか、そういうのをバカにされている気もした。
しかも、主人公が可愛くなくて、面白くなかったのだけど、謎が解け始める頃に、少し面白くなってきて、
主人公も面白い奴、と思えるところまでは来た。涼介との掛け合いも楽しいと思えなくもなく。
でも。
解決編がまだるっこしく、スピード感もなく、わざとらしくてつまらなかった。
それどころが、うっとおしく感じることもあったり。
主人公が捜査するわけではないので仕方ないとは言えるけど、
推理して謎に当たり、それを確認したり調べたりするのに、考え当てて会った人が都合よく知ってたり、
8年や11年前も前のことをみんなが割と鮮明に覚えてり、綺麗な証拠が見つかったり。
ご都合主義すぎなところもあり。
仕方ないけど、それの繰り返しで。
解決編では同じことを何度も繰り返して話すので飽きる。余計なことも多い気がする。
もっと削って、ページ数を少なくしてすっきりさせられるんじゃないのかな。
また、北村氏の言われるとおり、「推理に見せかけた推論」だったり。
島田氏の、「女性たちの平均的な日常をまことにリアルに描き出す」には賛成しかねる。女として。
正論に意義もなかったし。この正論は好きじゃないし。
大した罪にならなくても、教師を続けていくのは無理だよ。今は教員に対する風当たりが凄いんだから。
その点も、わかってないのかなぁ・・・。

デビュー作、ということを考えても、なんか印象の良くない作品になってしまった。
posted by みずる at 00:00| 岡山 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書ー一般小説(含ノンフィクション) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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