2012年05月27日

2012年5月読了その7(年間28)「いとみち」

いとみち
いとみち
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越谷 オサム
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極度の人見知りを克服しようと、本州最北端のメイドカフェでアルバイトを始めた「いと」
だが、濃い津軽弁のため、「お帰りなさいませ、ご主人様」がうまく言えない。
失敗ばかりでやめようと思いながらも、
一癖も二癖もある先輩メイドや穏やかな店長、海獣のようなオーナーに助けられながら、な
何とかメイドを続けるいとだったが・・・。

三味線を構えた、めちゃ可愛いメイドさんと、美味しそうなりんごのイラストに惹かれて。

・・・
・・・



もう、いとちゃんめちゃくちゃ可愛すぎる!!!

メイドカフェに偏見がある父親と喧嘩するシーンでは、思わず泣けてしまいまいた。
人見知りをなんとかしたいという思いはとても良くわかりますが、
克服のために、田舎から県庁所在地まで出て、しかもメイドカフェでバイトをする時点で、
結構凄い子なのだと思いますが^^;

登場人物も素敵な人ばかりで、
いとちゃんのお母さんやおばあさん(と三味線)もうまく絡み、
やがてカフェの客とも話せるようになったり、友達も出来たり、
「お帰りなさいませ、ご主人様」が言えないだけで、順風満帆に進んでいくかに思われた時、
思いもかけない事件が起きて・・・と、
まぁ、ベタと言えばベタですが、でも、素敵に爽やかな青春小説でした。
いとちゃんが愛しくてたまりません。


タイトルの「いとみち」にも、いとちゃんの進む道、だけじゃなくて、もうひとつの意味もあったのかと、

良い話。


。。。三味線を嗜まれる方には、すぐにピンとくるのでしょうね・・いとみち。
posted by みずる at 00:00| 岡山 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書ー一般小説(含ノンフィクション) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月17日

2012年5月読了その5(年間26)「ウサギとカメとボク」

ウサギとカメとボク 現代版むかしばなし (角川フォレスタ)
松本 こうじ
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亀をいじめていた亀井一くんは、ある日池に落ち・・・
「うさぎとかめ」「かちかちやま」など、寓話を元した作品集。

ナンセンス・・・?
ラストはなんだかうまい具合につながって、これはこれで良いのかな。
これも寓話・・・といえば寓話か。
昔話を知っていた方が面白いかと思われます。
posted by みずる at 00:00| 岡山 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書ー一般小説(含ノンフィクション) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年5月読了その4(年間25)「ひぐらしふる」

ひぐらしふる
ひぐらしふる
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祖母の葬儀のために帰省した千夏。地元の友人たちと過ごす毎日の中、
過去に起こった幾つかの奇妙な出来事を知り、その謎を解明する。
一見スッキリとしたように見えるが、帰省した時から千夏につきまとう、
「自分にそっくりの幻」は、果たしてなんなのだろう。

「夏の〜」に比べると、ちょっと劣る気がしないでもない。
でも、面白いのは面白かった。虚構と現実が入り混じる手法は、
「夏の〜」と少し異なっていて、しかし、漂ってくる世界観は変わらず。
アンフェアだ、という意見もあるようだけれど、ちゃんと記述はされていたように思う。
読み終わってから表紙を見返すと、ああ、と納得です。
posted by みずる at 00:00| 岡山 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書ー一般小説(含ノンフィクション) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月07日

2012年5月読了その2(年間23)「幕末時そば伝」

幕末時そば伝 (実業之日本社文庫)
鯨 統一郎
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落語でお馴染みの熊さん八っつぁんが、歴史の重要な場面に関係していた?
爆笑落語ミステリー。

解説・有栖川有栖に惹かれてww
いや、面白かった!
時そばのおかげでひっくり返った大政奉還、
暗殺された高杉晋作、
井伊直弼の大老就任は、花見で決定、
などなど、歴史の重要な場面で何故か、粗忽長屋の人々が関わっているという・・・^^;
TVなどで一度は聴いたことがある、有名な落語がメインなので、わかりやすいです。
落語が好きな人はもっと楽しめるかも。
posted by みずる at 00:00| 岡山 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書ー一般小説(含ノンフィクション) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年05月02日

2021年5月読了その1(年間22)「夏の王国で目覚めない」

夏の王国で目覚めない (ハヤカワ・ミステリワールド)
彩坂 美月
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高校生の美咲は、ミステリ作家、三島加深のファン。
彼女のファンサイト「月の裏側」を知り仲間と出会い、加深について語り合っていた美咲だったが、
ジョーカーと名乗る人物から「架空遊戯」に誘われ、参加することに。
ゲームであるはずの「架空遊戯」で、実際に人が消えていく。
これは本当にゲームなのか? 日常が非日常になり、疑心暗鬼と不安の中、ツアーは進行していく・・・。


有栖川有栖絶賛。
という、帯の文字に誘われてww
そしてはまってしまったこの世界観。
謎解きとしては、「え? ああだったのにこうなの?」というひっかかりがあったのも確かなんだけれど、
この目眩を起こしそうな不思議な世界に囚われてしまいました。
「架空遊戯」という推理劇の謎解きと、現実に起きている出来事の真相を何とか見抜こうとする部分。
一体誰が犯人なのか? どこまでが本心で、どこまでがゲームの演技なのか?
美咲メインの視点で語られるので、なかなかスリルとサスペンスに満ちています。
自分が参加者になったような気分・・・。
青春的な要素もあり、恋愛っぽいところもあり。
読後感もよくて、奇妙で不安定な世界にいた割には爽やか。
キャラクターも魅力的でした^^
posted by みずる at 00:00| 岡山 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書ー一般小説(含ノンフィクション) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月27日

2012年4月読了その7(年間21)「沢木道楽堂怪奇録」

沢木道楽堂怪奇録―はじまりのひとり (メディアワークス文庫)
寺本 耕也
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元気がとりえの女子校生と、霊が見える何でも屋の、だらしない男。
そんな二人の怪奇な毎日。

短編集でした。
「囁き」は、ごめんなさい、気持ち悪い。悲しくて悲しくて、気持ち悪い。
「はじまりの一人」は怖い。結局どうなったのかは置いといて、怖い。
「霊に魂の不在を説く」これはまぁ、コメディっぽくて面白かったかな。特に、霊の男が・・・^^;
「ある天使たちの思い出に」これはとても綺麗な話でした。綺麗で哀しくて。これが一番良かった。

話は面白いのだけれど、私にとってはキャラクターが今ひとつ感情移入できない。
雪穂がなんだか可愛くなくて、沢木も今ひとつ・・・。
雪穂が致命的で、読んでて腹が立ってくるんですよね>< 何でか。
もうちょっと彼女が可愛ければ、続編が出たら読もうかなぁという気になるのだけれど・・・。
(*_ _)人ゴメンナサイ
posted by みずる at 22:26| 岡山 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書ー一般小説(含ノンフィクション) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月23日

2012年4月読了その5(年間19)「高原のフーダニット」

高原のフーダニット
高原のフーダニット
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有栖川 有栖
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火村&アリスシリーズ、中編集。

うーんと。
もちろん、面白かったのだけれどもな。
表題作が中でも。確かに、フーダニットとして良かった。
ただ・・・何だろうね。あっさり読み終わってしまったというか・・・。
中編(「ミステリ夢十夜」は短編が集まった中編?)集だから、ということでもないような。
久々の火村さんvv と期待しすぎた?
もう少し、読み応えが欲しかったような・・・
や、もうそろそろ火村さんの長編新作が読みたいんだわ。
マレー鉄道とか、朱色の研究とか辺のような。
出してくれんかなー。
posted by みずる at 10:00| 岡山 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書ー一般小説(含ノンフィクション) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年4月読了その4(年間18)「手紙屋」

手紙屋 蛍雪篇〜私の受験勉強を変えた十通の手紙〜
喜多川 泰
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部活と友達と組んだバンド。あとはアルバイトが出来れば・・・。
高校2年生の和花は、進路について、アルバイトについて、父親と衝突する。
勉強はしなきゃと思うけれど、何のために勉強をするのかわからなくて、やる気も出ない・・・。
そんな和花だったが、ある日、兄嫁から「手紙屋」を紹介され、彼と手紙をやりとりするうちに、
大切なことに気付く。

受験生に読んでもらいたいんですよ、と言われ、
受験生じゃないけど勉強する意味を受験生に伝えられる助けになるかなと思って読んでみました。
・・・うん。
私、素直じゃないしなぁ〜ww
素直な人にはとっても良い話なのだと思います。
自己啓発だしな〜。
自分から勉強したくなる本、らしいですが、私はそうでもなかった・・・。
半ばで眠くてたまらなかった^^;
ネガティブでひねくれてるからww

世の中うまくいく、と信じられる、ポジティブな人にどうぞ。
posted by みずる at 00:00| 岡山 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書ー一般小説(含ノンフィクション) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月20日

2012年4月読了その3(年間17)「船を編む」

舟を編む
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三浦 しをん
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辞書編纂部に迎えられた、「変人」として有名な馬締光也。
個性的な面々とともに、『大渡海』編纂のため、奔走する。

三浦しをんさんは天才だと思うのね。
辞書の編纂、長い年月、世代を超えた願いの達成・・・なんていうと、
とんでもなく重いテーマで読みにくかもと思われるかもしれないし、
実際にそういうのもあるのだろうけれど、
それを、キャラクターの面白さと、彼女独特の文体で明るく楽しく描いていると思う。
それが「軽い」とか「薄い」とか取られてしまうのは、
それはもう、好みの問題というか、もっと凄い、静かな熱血を求めていて裏切られたんじゃないのかというか、重いテーマならもっとふくらませて大きく書くべきだと思っているからじゃないのかというか・・・。
これはこれでありなんじゃないの、と私なんかは思うわけで。
辞書作りの奥深さは、それでも伝わってくると思うんだけどな。
小説って、現実じゃないし。
多少の脚色や現実離れしたところがあろうが、面白ければ良いというか。
「賞を取った作品にしては・・・」という言葉も聞かれるけど、
本屋大賞ってそういうことじゃないの?
何が言いたいかというと、私、三浦しをんさん好きだなーとうことでw
posted by みずる at 00:00| 岡山 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書ー一般小説(含ノンフィクション) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月15日

2012年4月読了その2(年間16)「オクターバー・ガール」

オクターバー・ガール 螺旋の塔に導くものは (徳間文庫)
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音楽を聴くと、その音楽の世界に意識が飛ぶ「特異体質」の僕。友達に誘われて行ったライブで聴いた、「シズハライサナ」の歌声に、完全に現実を離れ、螺旋の塔に飛び込んでしまった。そこにいたのは、シズハライサナに似た一人の少女だった。

登場する音楽、主人公が飛び込むその音楽の世界。
とても魅力的でした。
青春ものであり、ファンタジーであり。ちょっぴりミステリーであり。

「この本を読んだあとは、音楽が違って聞こえてくる」
という推薦文がありましたが、確かに、そうかもしれない。
不思議な雰囲気を持った物語でした。
posted by みずる at 00:00| 岡山 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書ー一般小説(含ノンフィクション) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年04月05日

2012年4月読了その1(年間15)「ビブリア古書堂の事件手帳」

ビブリア古書堂の事件手帖―栞子さんと奇妙な客人たち (メディアワークス文庫)
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初対面の人とはロクに口も聞けない、人見知りの若い女店主が営む古書店、「ビブリア古書堂」。彼女の本の知識は並ではない。そこに持ち込まれる「いわくつき」の古書にまつわる謎を、鮮やかに解き明かす。

読むつもりは実はなかったのだけれど、成り行きで結局読みましたw
思っていたよりちゃんとした謎解きものでした。
栞子さんが入院する原因になった事件の、せどり屋みたいなまねは出来ませんが、
事件に決着をつけるために栞子さんが取った行動は、とっても理解できるものでした・・・
だって私も本が好き。
まぁ、私の大切な本は、稀覯本や価値のある本ではなく、ただ単に自分が好きな本なんですけども^^;
古本屋なら100円くらいで売ってる本に、そこまではしませんが、でも、気持ちはとてもわかる。
本屋大賞8位・・・3巻まで出ていますね。
次巻は、機会があれば読むかもしれません。
posted by みずる at 23:04| 岡山 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書ー一般小説(含ノンフィクション) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月26日

2012年3月読了その4(年間14)「「また、必ず会おう」と誰もが言った。

「また、必ず会おう」と誰もが言った。
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17歳、高校生の和也は、あることからついた嘘がきっかけで、ディズニーランドに行く羽目に。
それも、一人で。
しかし、渋滞のせいで飛行機に乗り遅れ、帰れなくなってしまう。所持金はほんの僅か。
途方に暮れる和也に声をかけたのは、飛行場で働く女性だった。


「読めば元気になりますよ」と言って、同僚が貸してくれました。
彼女が紹介してくれなかったら、手に取らなかったであろう本です。
帯には、「本のソムリエが紹介する、今一番泣ける本」といった感じの宣伝文句が書かれていました。
(返却したのでうろ覚えですが、泣ける、という文字はあった)
「泣ける」と謳ったものはあんまり面白くない、というのが私の持論ですが(笑
これは結構面白く読めました。泣きませんでしたが。感動も別にしませんでしたが。
元気にもなりませんでしたが。おいおい。
でも、素敵な言葉や納得できることもいろいろあって、
さくさく読めるし、和也少年がどう成長するのかも気になって、楽しく読めました。
爽やかな読後感です。爽やか。
中高生には読んでほしいかなぁ。

ただこれ・・・主人公が男の子だからであって、女の子だったらこんな一人旅は危ないかなぁ。
世の中、こんなに良い人ばかりではない・・・悲しいことに。
posted by みずる at 00:00| 岡山 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書ー一般小説(含ノンフィクション) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月23日

2012年3月読了その4(年間13)「はやぶさ/HAYABUSA」

はやぶさ/HAYABUSA (角川文庫)

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映画版「はやぶさ/HAYABUSA」のノベライズ。

こけた映画のノベライズ…どの辺がこけたのかなーと思って。
別に、面白くないわけではなかったのだけどね。小説では。
しかし、いろんなアイディアが、主人公の「思いつき」から生まれた、みたいな描かれ方になっていたのが、
興ざめでした。主人公の成功物語を絡めたかったのだな、とは思うのだけど、うーん・・・。
ノンフィクションの方がよっぽどドラマティックではありました。
主人公のサクセスストーリーなら、別にはやぶさじゃなくたって・・・。
全くはやぶさを知らない人が、きっかけを得るにはいいのか・・・。
全くはやぶさを知らない人が、これを読むだろうか果たして・・・。
うーん。
posted by みずる at 00:00| 岡山 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書ー一般小説(含ノンフィクション) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月19日

2012年3月読了その2(年間11)「真夜中のパン屋さん」

真夜中のパン屋さん (ポプラ文庫)
大沼紀子
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街の一角に、真夜中だけ開いているパン屋さんがある。
そこに、家庭の事情で家を出ることになった女子高生、希望が居候することに。
パン屋を手伝っている希望は、小学生の男の子がパンを万引きする現場に居合わせ・・・。

思ったより面白かった。
あったかいくせに毒入りでww
賛否両論あるようですが、私は好きです。ソフィアさんが素敵で。
みんな、世間一般的な「幸せ」とはほど遠い人たち。だけど、みんな一生懸命で。
それが、いいのかもしれません。

パンが食べたくなるなー。
posted by みずる at 00:00| 岡山 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書ー一般小説(含ノンフィクション) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月13日

2012年2月読了その3(年間8)「秘密ー私と私の間の十二話」

秘密。―私と私のあいだの十二話 (ダ・ヴィンチ・ブックス)

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レコードのA面B面のように、ひとつのストーリーを二人の視点から綴った短編集。
同じ状況でも、それぞれによって受け止められ方が違う面白さ。
有栖川有栖、吉田修一、三浦しをんなど、一流の作家による。

有栖川さんのが読みたくて。それはすでに既読でしたが。
「秘密」というタイトルに則してる? と言えないこともないものもありましたが、
物語としてはそれも面白かったので良し、と。
短編、というより掌編なので、あっという間に読めます^^
森絵都さんの作品や、黒電話の話や、いろいろ楽しかったですね。
posted by みずる at 00:00| 岡山 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書ー一般小説(含ノンフィクション) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年02月02日

2012年2月読了その1(年間6)「闇の喇叭」

闇の喇叭
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平世21年の日本。
大東亜戦争後、日本は南北に分断され、北海道は“日ノ本共和国”として独立。日本国内では北のスパイが暗躍し、政府は警戒を強めていた。そして、探偵業ー警察類似行為ーが禁止されている日本で、探偵の両親を持つ女子高生、空閑純。ある事件を捜査中に行方不明になった母親からの連絡を待っているのだが、そんな時、彼女の住む奥多岐野で殺人事件が起こり・・・。

ミステリーYA版から加筆訂正されているのは、どこかわからなかったんだけど、
最初に読んだ時よりも面白かった気がするのは果たして。
面白い設定だと思うので、早く3作目が読みたいなっと。
posted by みずる at 00:00| 岡山 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書ー一般小説(含ノンフィクション) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2011年11月11日

2011年11月読了その2(年間92)「でーれーガールズ」

でーれーガールズ
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漫画家の小日向アユコー本名佐々岡鮎子は、母校の講演会に招かれる。
その前々日、同窓会があり、広島に転向した友達の武美も来るということだったから。
30年前、アユコと武美には忘れられない思い出があった。
漫画を描くのが好きだったアユコの、最初の読者が武美だったのである。
その漫画の内容は、アユコと彼氏のヒデホくんとの物語だったのだが。。。


岡山が舞台、ということで読んでみました。
面白いというか・・・恥かしい^^;
作者と私の年齢差は8歳で、更に、私が岡山の街を毎日歩いていたのは大学生になってからだから、岡山の街も大分変っているけれども、懐かしい地名が出てきて楽しかった。

が、やっぱり恥かしい^^;

あの頃の恋愛観って、そういうものだったんだなぁ・・・と。
ヒデホくんが実在するって、今の子たちだったら信じまい。
ある意味、やっぱり純粋だったんだよ。


しかし、表紙のイラストで分かるあの学校、私も受験したなぁ・・・
でも、行きたくなくて(友達誰も受験しなかったから)、
別の私立も二次で受験して、合格して、
でも結局公立も合格したからそっちに進学・・・。
金食い虫ですまぬ。

2011年11月07日

2011年11月読了その1(年間91)「ポリス猫DCの事件簿」

ポリス猫DCの事件簿
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人と猫が楽しく暮らす、通称「猫島」
島で唯一の派出所勤務をしている七瀬巡査は、今日も大忙し。
そして、彼の同僚にして優秀なポリス猫、DCも。
今日も二人の活躍で、猫島は平和だ・・・?

猫島ハウスの騒動 」の続編。
連作短編みたいで違うみたいでそうみたいな味わいになってます。
とっても猫島に行ってみたくなります。
もちろん、DCが第一の目的で。。。
ミステリとしてももちろん十分に面白いのだけど、
猫が愛らしくてたまりませんvv
あ、七瀬って結構優秀なんだね。

2011年10月31日

2011年10月読了その14(年間90)「未来のおもいで」

未来(あした)のおもいで (光文社文庫)
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山の中で出会った女性が忘れられない滝本。
彼女が忘れた手帳を届けることを口実に、手帳に書かれていた住所を訪れるが、
そこに住んでいたのは、同じ苗字の違う人だった。
時空を超えて出会った男女を描いた作品。


すべての風景の中にあなたがいます (CARAMEL LIBRARY)」を読んで、原作を読みたくなったのでした。
シンプルでわかりやすい物語。梶尾さんの作品はそれほど読んだわけではないけれど、
大切な人を思う、というのが貫かれていて、とにかくそのために頑張る、というのが共通しているなと。
戸籍はどうなるのとか、仕事はどうするのとか、
現実をごちゃごちゃ考えずに読むことをおすすめします。

2011年10月27日

2011年10月読了その13(年間89)「背の眼」

背の眼
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道尾 秀介
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作家の道尾が、旅先の白峠村にある河原で耳にした不思議な言葉。
そして、過去にその村で起きた不可解な事件。
東京に逃げ帰った彼は、旧友が開いている「真備霊現象探究所」に相談に行く。
そこで見た写真に写っていた不気味な眼。
道尾は、真備とともに再び白峠村を訪れる。


リア友にもネ友にもすすめられて読んでみた。
確かに面白かった。推理とホラーがうまい具合に調和していて、
恐いんだけれども先が気になる。
ただ・・・。
7年前に読んでいたら、ただ単に「面白い」で済んだんだけどなぁ・・・。
今読むと、切ない・・・。
呂坂寿々の息子が切なくてたまらんし、呂坂寿々が気の毒で可哀そうでたまらん。
どうして、認知症だからってああなるんだ・・・。
あんな展開にしてしまうんだ。
歌川氏がいい感じだっただけに、余計に腹が立って仕方がない。
身内に認知症の人間がいるんでね。
だから、しこりが残ってしまって、いい印象にならなかった。

シリーズ、読まないだろうなぁ・・・。
posted by みずる at 03:23| 岡山 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 読書ー一般小説(含ノンフィクション) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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